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おやこ冬キャンプ


mana自然学校は、毎年新しい企画を行います。それは代表の思いつき(笑)

「今年はあんなことしたら楽しいかも!」「あの人とこんなことしたい!」等ワクワクする面白いことを始めちゃうんです♫

そして、今年また新しい試みとして、新潟で雪遊びキャンプを企画しました。

ここは、新潟県糸魚川市木浦という小さな集落。その集落に古くから愛され、継がれてきた長者温泉ゆとり館が今回の舞台でした。長者温泉ゆとり館とmana自然学校の縁については、こちらをお読みください。

前日までに降った雪が子どもたちを、その真っ白な景色で待っていてくれました。

少し早入りし、下見や準備を行いました。ふかふかの新雪で思う様に前に進まず、ラッセルしまくりました(笑)

参加者が全員集まってきたところで、ゆとり館の話やスケジュール、家族紹介等キャンプに気持ちをチェックインしてゆく時間にしました。地元のお弁当を食べた後、早速雪遊びの準備に取り掛かりました。

そりを持って山に入って、細い山道を歩き、着いた集落ゲレンデは誰の足跡もない深雪グラウンド!しかも段々畑がいい傾斜を作り、そこはそり滑りの絶好のポイントになっていました。その日、そりすべりで終わったことは言うまでもありません。


大人も負けじと滑りましたが、「まだまだだなぁ〜こうやって...」なんて言いながら、実際にやってみるとすごく難しい(笑)大人もいい顔で滑っていました。そんな姿を子どもは、嬉しそうにみたり、「僕のができる!」なんて思ったりして


ジャンプ台や階段を作ってくれる子たちもいて、どんどん面白いコースや遊びになってゆきました。

遊びきって、ゆとり館へ帰着。それぞれ体の疲れや痛み(これはオトナ笑)を温泉や夕食で癒やしました。食事はゆとり館女将の手作りで、ひとつひとつ丁寧に仕込まれて、それぞれの野菜やお肉の本来の味が、その個性いっぱいに口の中を満たしてくれるご飯でした。

夜は自由参加の焚き火time。でも結局みんな集まっちゃうんだよね!

寒い冬の夜、外に出ることなんてあまりないし、雪の上に座ることもない。焚き火を囲んで、マシュマロやココアは特別な時間になりました。

2日目の朝、さむーい朝、でも窓の外は雪でいっぱい。隣の部屋には昨日遊んだ友だちもいて、嬉しい朝。ワクワクが、ゆとり館の床を揺らし、階段を降りてくる。

「ご飯美味しいねー!」と顔を見合わせて、始まった2日目。ワクワクが止まらない!!

2日目も集落の中を歩き、広い畑に向かいました。

「ここ畑?」と思うくらい雪に覆われて、広いグラウンドみたいになっていました。

雪グラウンドには、動物の足跡以外何もないまっさらなキャンパス。

一歩歩けば、足がズボッと沈み、二歩目で動けなくなるくらいふっかふかの雪グラウンド

もちろん除雪車は入らないので積もるだけ積もるので1m以上深く掘れます。実際掘っても掘っても雪しか出てこなかった!

そこでは、バフっと体ごと倒れてみたり、ジャンプしてみたり、雪だるまや犬だるまを作ったり、もちろんそりすべりもしました♫

2日間は本当にあっという間です。

帰り支度をして、振り返りの時間。みんなが楽しかったことを付箋に書いて、集めました。

「そりすべり楽しかった!」「温泉よかった!」「ご飯が美味しかった!」「マシュマロ〜」「〇〇くんと遊んだ」等たくさんの楽しかったことで黒板はいっぱいになりました。

最後の食事は、お母さんたちに作ってもらった野菜たっぷり肉うどん!

早く食べ過ぎちゃったり、おかわりしたり美味しかったね。

日本海から吹く風、山の雪、冬眠しない動物たちの痕跡(猪いっぱい!)、普段は感じられない自然の豊かさに囲まれて、2日間が無事に終わりました。集落の方々を含め、沢山の人の手に支えられて今回のキャンプが開催できました。

長者温泉ゆとり館が、地域を超えて愛されて継がれてきたこと。そのゆとり館を友人が受け継ぎ、今回このような形で素晴らしい体験の場を開くことができたこと。本当に幸せでしかありませんし、みんなよく来たね!ありがとう!という気持ちでいっぱいです。

どんな素晴らしいプログラムも、一生に一度の体験の場もその人が行動しないと感じられません。だから、本当に「よく来たね!」なんです。その行動があったからこそ、素晴らしい体験に、美しい自然の豊かさに、愛に溢れる人たちに出逢えたのだと思います。参加された皆さま本当にありがとうございます!!

そして、ここまで準備と、色々と一緒に右往左往してくれたゆとり館女将(靖子ちゃん)、旦那(祥太さん)、若女将&キチ本当にありがとう!また2月!あいましょー!!

トト


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