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私たちの想い

2020年、私たちの暮らしを一変させたコロナウィルス。新しい生活様式は、人の暮らしを変えました。いい意味でも悪い意味でもなく、「変えた」ということ。

その一つが手洗い・消毒とマスク着用です。1人の人としても、団体としても手洗い・消毒に関しては、衛生面としても行ってきていることなので、その行為が過度に行きすぎていなければ特に以前と変わりません。

しかし、マスクに関しては体調が優れない限り着用することはなかったし、そもそも体調が優れないのであれば、身体を休めるタイミングとして安静にします。健康な体の人が、365日常時マスクを着用することは、今までの時代無かったこと。これに関して、団体として少し伝えたいことがあります。

注釈▼

この話は、マスクを外す・外さないの話ではなく、「(子どもが)自分で考えて選択する」ことが大前提の話です。私たちは、活動のその日のプログラムにテーマを設けますが、それをやってもやらなくても良い、自由です。もちろん仕掛けたり、誘ったりしますが..。決定権は子どもにあります。このマスクの話も同じです。

 

現在、団体として、公共交通機関での移動や密集・密接・密閉の室内、借りている施設のルールがある場合は、そちらを専守しマスクを着用をお願いしています(強制ではありません)。 しかし、野外で出た時、又は室内でも換気等の対応をして三密が回避できる環境下であれば、マスクは外すよう話をしています(これも強制ではありません)。

面白いことに、幼児部よりも小学部の方がマスク着用率は高く、日常的なことが伺えます。学校でも常時着用しているでしょうし、本人たちはマスクをしていることを忘れるくらい(眼鏡してる感覚?)当たり前になっているのだと思います。

この当たり前、2年前ではあり得なかったことですし、当たり前と簡単に済ませていいことではないと考えています。

科学的根拠や話のエビデンスがどうこうということを深掘りしたい訳ではなく、団体の理念の下、子どもたちの育ちを考えた時に、今の当たり前と同じくらい生き物としての自然体を改めて考えておきたいと思っています。

野外は、微生物や細菌・ウィルスに溢れ、それぞれの個性を補い合い、豊かな森を育んでいます。どんぐりが木から落ち、割れ目から根を張り、その根の先から菌やバクテリアが栄養を土から還元し運んでくれます。鳥や動物、虫たちの糞や死骸等が森で分解され、土になります。陽の光を浴び、風が葉揺らし種を運び、虫たちが受粉を促し実を実らせます。海から運ばれた水は、空から雨となり森に恵みを齎します。

森は豊かさに溢れています。その新鮮で多様な空気を吸うことは、体に自然の営みを取り入れることと同じです。体も同じく、その多様性のお陰で、健康な体を形作っていると思います。

マスクは、その呼吸を浅くし、空気を取り込みづらくします。私たちとしては、それは子どもの健康な体づくりとして問題視する一つです。森の恵みを思いっきり、その体の全身を使い、自分の一部にして欲しいと願います。

人は、表情からその人が何を“本当に"伝えたいのかを感じとります。

「あーもう!楽しい!」その言葉の奥にある感情や、何も言わないその顔の奥にある心の動き。

その美しい表情という表現は、「個」であり、それを大人は全身で受け止めてあげたい。仲間同士でも同じように、「俺は怒ってるぞ!」を表情で見せたり、シクシク泣いている仲間をその表情で感じ取ったり、仲間を応援するその顔つきを応援されてる仲間は感じとり自信にする。それが、顔をマスクで半分以上覆うことで、伝わりづらくなっています。

この現実を本当に悲しく感じています。言葉だけで伝わること、もちろん言葉や感情がエネルギーとして相手に伝わることも分かっていますが、この美しい「個(表情)」の表現無くしてはその人の全ては伝わらないと思っていますし、その細かい心の動きは感じ取れません。

又、マスクの上からでは、その子の体調の変化に気づきづらく、こちらの判断が遅れてしまうことにも繋がりかねません。少し離れていても表情から読み取れる症状やサインも、マスクは隠してしまいます。日本小児学会も子どものマスク着用の注意喚起を促しています。

最後に、マスクしている子どもたちの写真を見て、その日の「最高だった!」が保護者の方に本当に伝わりづらいなぁと思います。本当なら、口を大きく開けて笑っている、木の上に登り誇らしげな表情、遠くから仲間を想っているその顔も、全て届けたいのに。

マスクは、感染症を防ぐ(可能性がある)と言われています。どの細菌・ウィルスがどれくらいの大きさで、感染力がどの程度で、布マスクなら紙マスクなら(編み目の細かさ)どれくらい防げるのかは私たちには分かりません。しかし、自然を感じにきてくれている(野外活動を求めきてくれている)、楽しみにしている子どもたちが野外に出ている時くらい、私たちは一度子どもたちに考えるきっかけ、選択する場を与えてもいいじゃないかと思っています。

そして、そのmana自然学校に通うことを決めてくれてたご家庭にも、周囲活動場所近隣の皆さまにも私たちの想いを理解して頂いて、子どもたちの“自らの選択”を見守って欲しいと願います。

子どもたちが、現状の当たり前から解き放たれ、その個性本質を“自然な形”で自ら育てることができる未来が早く訪れますように。私たちも、まだまだ未熟で、この様なblogを書きながら悩み悩んでいますが、少しでも私たちの想いが理解され、子どもたちの生きる力がその個性まっすぐに育つ場がこれからも引き続き、残っていくよう今年も頑張って参ります。

いつもお力添え、応援ありがとうございます。

遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

トト


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